11日、湖北省武漢市で開催された「中華奇石展」で、豚の三枚肉そっくりの玉石が多数登場し、話題となっている。独特の自然・地理条件下でしか産生しない「豚肉石」には、三枚肉のほかにもベーコンや“骨付き”ものまである。
2009年4月11日、湖北省武漢市で開催された「中華奇石展」で、豚の三枚肉そっくりの玉石が多数登場し、話題となっている。チャイナフォトプレスの報道。
展示会場の販売カウンターにゴロゴロと無造作に並べられた「豚肉石」。その様はまるっきり、食品市場の肉売り場そっくりだ。中国ではこのように、皮つきの肉をブロック状で販売することが多いが、脂身と赤身が層をなす様も、皮がこってりとした光沢を放つ様も、まったく本物の肉にそのもの。これを見た来場者の多くが「今晩のおかずは豚の角煮だね」と考えたに違いない。
売り主の喬波(チアオ・ボー)さんによると、独特の自然・地理条件下でしか産生しない「豚肉石」には、三枚肉のほかにもベーコンに似たものや、“骨付き”のものまであり、5万元(約73万円)の価格をつけているものもあるという。(翻訳・編集/愛玉)