■ TechCrunchより
Kevin Roseは今夜(米国時間1/23)、Diggのアルゴリズムに関する大幅な変更について詳細をブログに掲載した。それによるとグループ投票によって記事のランクを上げようとする行動は無効とされたもようだ。
Roseによると、この変更は単独で行動するユーザーの投票の重要性を高めることによって、トップページに送り込まれる人気の高い記事の多様性を確保しようとしたものという。
Roseは新しいアルゴリズムについて、「100以上の投票があっても『多様性ランク』が不足しているとトップページに載らないことがある」という例を出している。つまり友達同士がいっせいに同じ記事に投票するグループ行動は無効だということだ。Roseはいつからこのアルゴリズムによって「多様性の低い」記事がトップページから追い出されることになるのかはっきり示していないが、この記事を書いている時点ですでに140以上の票を集めている記事が「続き」のページに掲載されており、トップページに載るためのハードルが高くなっているようだ。
Drill Down showは今夜、記事で「この変更によってDigg内に友達がいない新しいユーザーの投票の方が、友達を多数登録した既存のユーザーの投票より記事のランクを上げるのに有効になる。(友達がいるユーザーは友達が掲載した記事に投票しがちだから)。この多様性重視システムの裏をかくために大量に不正な新しいアカウントが取得されるのではないか」と論じている。