2011年5月9日月曜日

すごい完成度! 『風の谷のナウシカ』のオウムにそっくりなオムライス


ガジェット通信(2011.2.13)

以前、『ナウシカのオウムみたいなオムライス! つまりオウムライス!』という記事をお伝えしました。アニメ映画『風の谷のナウシカ』に登場するオウムにそっくりのオムライスを作った人のニュースです。けっこうリアルにオウムを再現しており、作り方を動画で紹介しています。

しかし、さらにリアルにオウムライスを作った人が現れました。あまりにもリアルな見た目のため、「驚くほど食欲が無くなった!」というコメントも書き込みされています。そもそもオウムはグロテスクな容姿をしているので、それをリアルに再現したら当然……。

実際に調理した写真が画像投稿サイトに掲載されているのですが、確かにかなりリアルにオウムを再現しています。赤い眼球のような部分はプチトマトで再現しているようです。玉子焼きが黒くなっていますが、イカ墨の色でしょうか? 中身も黒くなっています。

このオウムライスを見た人たちは「たべたくないwwwwww」、「オームへの愛に驚きつつも食欲はおうふ」、「この食べ物、この料理、怖いと言っていいのか」、「甲殻は何でできてるんだろう?」、「うわぁぁ、すごいけどグロいなぁ。イカ墨?」、「凄いけど食べる気しないwwwwww」、「すげええー。けど、きめぇぇぇwww」、「すごい! けど、食べ物の色じゃないww」と感想を書き込んでいます。

皆さんの感想の通り、かなりリアルです。見た目はグロテスクですが、もしかすると味は絶品かもしれません。どこか本当にオウムライスを作ってくれるレストランがあると嬉しいのですが……。無理でしょうか?

自動値付けボットが暴走、ごく普通の本に約19億円の値段がつけられて販売



DNA(2011.4.26)

人間に代わって様々な日常の更新作業を行なう「ボット」と呼ばれるプログラムは、検索エンジンによる情報の収集からオンラインRPGの経験値稼ぎまで様々なレベルで普及してきました。しかし、ネット上で2つのボットが出会ってしまったけっか、なんとも笑えない事件が起こってしまったようです。

カリフォルニア大学バークレー校で生物学を研究しているMichael Eisen氏がある日、生物学の古典「The Making of a Fly: The Genetics of Animal Design」を買い増しておこうとAmazonのページを開くととんでもない光景が目に飛び込んできました。
「新品2点 173万45ドル(約1億4千万円)から」


別にプレミアがつくほどの本ではないため学生のいたずらかと思ったそうですが、出品している2者とも結構な数の取引をこなしておりその可能性は低そう。調べてみたところ興味深い事実が明らかになったそうです。


まず、profnath社はbordeebook社よりも常に安いこと。それからお互いの価格に対する割引率が常に一定になっていることが分かります。

つまり
1. profnathが値段を決める
2. bordeebookがその1.27059倍の値段をつける
3.次の日、profnathはbordeebookの0.99830倍の値段をつける
4. 2に戻る
というプロセスをぐるぐると繰り返した結果、値段がここまでつり上がってしまったと考えられます。2社とも明らかに自動で価格を修正するボットを使っていますね。たまたまボットどうしが価格競争を行なってしまったため、こんな面白いことになってしまいましたが人間の競争相手なら十分有効な仕組みです。

他の業者の値段を見て自社での価格を決定する自動ロボットは、価格比較サイト「価格.com」などで既に広く使われているのを見ることができます。profnathはおそらく、少しでも安い値段をつけて消費者の注目を浴びようとしていると考えられます。

それではbordeebookはなぜ2割近く高い値段をつけるのでしょうか。普通に考えれば一番安い値段をつけたところに勝てるわけがありません。おそらくbordeebookは在庫を持っておらず、もし注文があったら一番安い値段をつけている本を買ってお客に送る「転売」を行なっているのではないかと、Eisen氏は推測しています。

最終的に2369万8655ドル(約19億円)まで上がったところで誰かが気づいて値段を戻したようですが、現在もボットは動作しているようです。

オーランチオキトリウムが、日本を産油国にする


WIRED VISION BLOGS(2011.2.25)

http://wiredvision.jp/blog/yamaji/201102/201102251301.html

自転車が倒れない理由って? 定説がくつがえっちゃいました!


GIZMODO.jp(2011.4.22)

自転車にまだ乗れない頃って、自転車がどうして倒れずに走れるのか、不思議じゃありませんでしたか? 自分には補助輪なしでは乗れない乗り物に、簡単そうに乗れている大人は神に見えた人もいると思います。

では、自転車が倒れない仕組みはなんでしょう? これまで、それは専門家の間では「キャスター角」と「ジャイロ効果」によるものだと考えられてきました。

「キャスター角」とは、自転車の前輪を横から見たとき、ステアリング軸(フォークやハンドルバーが回転する軸、多くはフロントフォークのヘッドチューブと平行になる)が垂直に対して傾いている角度です。通常ステアリング軸は上部が自転車後方に傾いていて、この軸から地面の方に延長線を引くと前輪の接地面より前方で地面と交差します。このステアリング軸延長線上の点と前輪接地面の間の距離をトレールといい、キャスター角とタイヤの大きさ、フォーク先端の湾曲によって作られるオフセットの組み合わせによって長さが変化します。トレールが長いほど直進安定性が保たれると考えられています。また、「ジャイロ効果」はコマのような物体が自転しているときに、軸の方向を保つ性質のことです。

でも今週、Science誌に掲載された論文がこの考え方をくつがえしました。冒頭の画像にある、一風変わった「自転車」による実験で、あることがわかったのです。

この自転車では、通常の自転車では前輪の接地面がステアリング軸と地面の接地点より後ろに位置するのに対し、前方になるようにデザインされています。これによって、キャスター角がマイナスになっています。また、前輪・後輪それぞれに逆回りする車輪が付けられていて、ジャイロ効果も打ち消されています。

それでも、この自転車は押されるとちゃんと倒れずに進み、前進する動きが止まるまで倒れなかったのです。その模様の動画がこちらで見られます。

この実験によって、これまで「自転車が倒れない理由」とされてきたキャスター角やジャイロ効果は、自転車の安定性にとって(貢献しないわけではないが)不可欠なものではないことがわかりました。

ではなぜ自転車が倒れないかというと、重心の配分、とくに前輪まわりのバランスがポイントです。実験では、前輪は軽く、後輪は重くなっているので、前輪は後輪より早く倒れようとします。でも前輪と後輪はつながっているので、結果的には前輪の方向に向かって進むようになり、倒れないというわけです。

ただ今回の実験では、なぜ従来のさまざまな自転車が倒れずに走ることができていたのか、すべて説明できてはいません。ともあれ、自転車が倒れそうになったときにその方向に進んで行けることが重要で、それが可能な自転車のデザインは非常に多様だ、ということです。

今回の発見によって、自転車のデザインが変わっていく可能性があります。従来よりもっと倒れにくい自転車とか、ゆっくり走るのに最適な自転車とか、いろいろ出てくると楽しいですね。

女王バチになる「秘密」は…富山県立大が誘導成分発見


asahi.com(2011.4.25)

 ミツバチの幼虫を女王バチへと育てるたんぱく質を、富山県立大の鎌倉昌樹講師(発生生物学)が特定した。驚異的な産卵能力を持つ女王バチは海外から輸入している養蜂家も多いため、女王バチを人工的に大量生産することで、養蜂に生かせる可能性がある。24日付の英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。

 ミツバチの女王バチと働きバチは同じ遺伝子だが、ローヤルゼリーをエサとして育てられた幼虫だけが女王バチになる。働きバチのエサは蜜や花粉。その働きバチが分泌するローヤルゼリーのどの成分が決め手となっているのかは謎だった。

 鎌倉講師は、40度で30日間保存したローヤルゼリーではどの幼虫も働きバチになることを見つけた。新鮮なローヤルゼリーとの成分組成の違いを調べ、女王バチへ誘導するたんぱく質「ロイヤラクチン」を発見した。

 これを幼虫に与えると、働きバチに比べ体が1.5倍程度に大きくなったり、卵巣が発達したりして女王バチの特徴を示した。ショウジョウバエに与えると体が2倍近くに成長。遺伝子として組み込んでも同様の効果があったという。

 鎌倉講師は「生物は遺伝子ですべてが決まるかのように言われるが、環境で変化する例を示せた。他の生物でも起こりうるのではないか」と話す。

最先端技術を駆使!「本気」で作ったモノ


最先端技術を駆使!「本気」で作ったモノ

http://matome.naver.jp/odai/2129704703079212601