2013年2月27日水曜日

時速80キロ・車間4m…トラック隊列自動走行

YOMIURI ONLINE(2013.2.25)


 運転手が操作しなくてもトラックを自動で運転する技術を日本自動車研究所(茨城県つくば市)などが開発し、25日に走行実験が報道陣に公開された。

大型トラックが縦一列になって、同市内のテストコース(1周約3・2キロ・メートル)を自動走行した。

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によるプロジェクトで、大学と自動車メーカー、研究機関が参加。トラックはレーザー光を用いたセンサーとカメラで、車線や前方の車、障害物を捉えることなどが可能で、これらの情報を基にコンピューターがハンドル操作や加減速を行う。後続車は先頭車から、ブレーキをかけた情報などを受信することで衝突回避できる。

 実験では、人間による操作では不可能な時速80キロ・メートル、車間距離4メートルを維持した状態でトラック4台を自動走行させた。監視役の人が乗ったが、操作はしなかった。この状態で走ると、前のトラックが風よけになって空気抵抗が減り、燃費節約にも役立つという。

2013年2月26日火曜日

「自分は優秀」錯覚の仕組み解明=抑うつ症状の診断に期待-放医研など


時事ドットコム(2013.2.26)

 心理学では、人には「自分は平均より優れている」という思い込み(優越の錯覚)があることが知られているが、この錯覚が脳内の異なる部位の連携の強弱や、神経伝達物質に影響されることが25日までに、放射線医学総合研究所などの研究で分かった。抑うつ状態ではこの錯覚が弱いことも知られており、成果は抑うつ症状の診断などへの応用が期待できるという。論文は近く、米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。
 放医研分子イメージング研究センターの山田真希子主任研究員らは、男性被験者24人に対し、「正直」「怒りっぽい」「温厚」などの単語を示し、自分が平均と比べてどうかを評価させる実験を実施。多くの人が平均より2割程度「優れている」と自己評価していた。
 その上で、機能的磁気共鳴画像診断装置(fMRI)と陽電子放射断層撮影(PET)を使い、脳内の局部的な働きと神経伝達物質が「錯覚」に与える影響を調べた。
 その結果、脳の深部(大脳基底核)にある線条体という部位で、神経伝達物質のドーパミンが多いと、線条体と、認知をつかさどる前頭葉の「前部帯状回」と呼ばれる部位の連携が低下。両部位の連携が弱いほど、「錯覚」の程度が強いことが分かった。

2013年2月20日水曜日

プロキシ環境下でNTPで時刻合わせ

プロキシ環境下ではNTPで時刻合わせができない.
そのため,NTPが使えない環境で、時刻合わせをしたいを参考に時刻を合わせる.

1.wget で htp-0.9.3.tar.gz をダウンロード
   export http_proxy="http://プロキシのホスト:ポート番号/"
   wget http://www.clevervest.com/htp/archive/perl/htp-0.9.3.tar.gz

2.htpdate-light コマンドを以下のように実行して強制的に時刻合わせ
   htpdate-light -d -s プロキシのホスト -p ポート番号 nict.go.jp
  # しかし,私の環境では,61行目に不明な値があるとエラーがでるため
   htpdate-light の61行目をコメントアウト

3.date コマンドで時刻を表示し,合っているか確認

2013年2月19日火曜日

OS X Lionでdvipdfmxを使うための設定

OS X Lionにアップデートして dvipdfmx を実行すると以下のエラーが出ます.

dyld: Library not loaded: /opt/local/lib/libjpeg.62.dylib
 Referenced from: /usr/local/bin/pdf2swf
 Reason: no suitable image found.  Did find:
 /opt/local/lib/libjpeg.62.dylib: mach-o, but wrong architecture
Trace/BPT trap

Snow LeopardでのMacPortsによると,”MacPortsでインストールされるバイナリのいくつかはユニバーサルバイナリで、それらのコマンドが別のライブラリを使用する際に、そのライブラリもユニバーサルライブラリである必要があるらしい。”というのが原因のようです.

そのため,上記ブログを参考にMacPortsでユニバーサルライブラリを以下のようにインストールします.

sudo port install freetype +universal
念のため以下のコマンドも実行
sudo port install jpeg +universal

プロキシ環境下でのMacPortsを使うための設定

プロキシ環境下でのMacPortsを使うためには以下のように設定する必要があります.

1.sudo vi /opt/local/etc/macports/sources.conf
  ・rsync://で始まる行を#でコメントアウト
  ・その下の行に以下の行を追加
   file:///opt/local/var/macports/sources/dports/ [default]

2.sudo vi /opt/local/etc/macports/macports.conf
  ・binpathで始まる行にsvnのディレクトリが含まれていることを確認
   ※コマンドラインから which svn を実行するとパスを見ることができます
  ・#(コメント)を外す

3.svnがプロキシを超えられるように設定
  ・一般にはホームディレクトリの .profile に
    export http_proxy=http://proxy server address:port number
   と記述するようですが,私の環境では上手く行かなかったので   
   ~/.subversion/servers のglobalセッションを以下のように記述
    [global]
    http-proxy-host = porxyホスト名
    http-proxy-port = proxyポート番号

4.svnでdportsを取得
  cd /opt/local/var/macports/sources
  sudo svn co http://svn.macports.org/repository/macports/trunk/dports

5.MacPortsの更新
  cd /opt/local/var/macports/sources/dports
  sudo portindex
  sudo port -f install macports

6.Port Treeの更新
  cd /opt/local/var/macports/sources/dports
  sudo svn update
  sudo portindex
  インストール済みのパッケージを更新する場合
  sudo port upgrade installed

7.パッケージの検索とインストール
  sudo port search gnuplot
  sudo port install gnuplot

8.fetchがプロキシを超えられるように設定
  sudo vi /opt/local/etc/macports/macports.conf で移動し,以下のように記述
  proxy_http  proxy server address:port number
  proxy_https  proxy server address:port number
  proxy_ftp   proxy server address:port number
  proxy_rsync proxy server address:port number