2013年8月20日火曜日

経営悪化のグリー、任天堂のパクリゲーを次々と配信中止に

きま速(2013.8.20)

今回グリーは、巨額の特別損失を計上し、ソフトの開発中止やサービス中止しました。それらの中止ソフトから、これまでのグリーの必勝パターンが崩れていることが見えてきます。かつて、グリーの田中社長は、「あるゲームが流行ったら、同じようなものを作りまくるべき」と言ってのけました。

「あるゲームが流行ったら、同じようなものを作りまくるべき」
http://news.livedoor.com/article/detail/5864856/

このパクリ上等発言は、かなり物議をかもしまして、実際にパクリゲームを連発するグリーに、憤る声も多かったのです。

「GREEのゲームはパクリだらけ? そんな疑惑ゲーム一覧」
http://getnews.jp/archives/115930

しかし、やはりそんなパクリゲームは長続きしませんでした。上記の記事に取り上げられた、『ラブプラス』のパクリである「ヒメこい」、『けいおん』のパクリである「いもこい」、『魔法少女まどか☆マギカ』のパクリである「契約魔法少女」は、いずれも1年経たずサービスを停止しました。

そして今期、特別損失として計上されたソフト郡を見ると、数々のパクリシリーズが相次いでサービス中止になったのです。

●『マリオカート』をパクッたように見える「Wacky Motors」
http://jp.product.gree.net/wacky/motors/ 8月28日サービス終了

●『nintendogs』をパクッたようにしか見えない「ともだち☆ドッグス」
http://jp.product.gree.net/dogs/ 8月12日サービス終了

●『ポケットモンスター』をパクッたとしか思えない「MONPLA SMASH」
http://jp.product.gree.net/monpla/smash/ 8月28日サービス終了

任天堂関係では、「おいでよ、どうぶつの森」をパクッた感じの「どうぶつフレンズ」が、まだ生き残っています。これまでの成功パターンが崩れたグリー。これからの展開はどうなるのでしょうか?事業計画が公開されてないため、どうなるか予断を許しません。もし、懲りずに『パズル&ドラゴンズ』のパクリソフトが出たら、また取り上げたいと思います。