2009年4月11日土曜日

ガンダム発進


宮城県の高校で段ボールを使ったロボットを制作しているそうだ.
設計の授業で使えないかな?

 ■宮城の高校生制作 段ボール3体
 段ボールで作られたアニメ「機動戦士ガンダム」のロボット4種類4体が18日から、久留米市東櫛原町の県青少年科学館で開かれる企画展「Danボール夢パーク」に登場する。宮城県塩釜市の塩釜高校の生徒たちが作った高さ約3メートルの力作。ただ、展示終了後の引き取り手が見つかっていないため、同校の小川進教諭(55)は「大事にしてくれるところに譲りたい」と呼びかけている。(矢島由利子)
 同校では、文化祭で展示するため01年から毎年、生徒有志が段ボールでガンダムなどのロボットを作っている。設計から制作まで、すべて生徒が担当。原型となるプラモデルを撮影してパソコンで立体データを作り、展開図を作る。それを拡大コピーして型紙を作り、段ボールを切ってのりではり付け、組み立てていく。近年は年に4体ほど作っており、地域の施設などでも展示されているという。
 作品はこれまで寄贈したり保管したりしていた。今回は東京の企画会社を通して同館での展示の話が持ち上がり、06〜08年に作られた4体を展示することになった。
 展示終了後は、経費の関係で4体を持ち帰らずに寄贈することにした。1体は同館が引き取ることになったが、残り3体の引き取り手が見つかっていない。小川教諭は(1)高さ3・5メートルの場所がある(2)公共性が高い(3)営利性がない(4)数年ほど大事にしてくれるところに寄贈したいという。
 久留米市出身の小川教諭は「これも何かの縁。この展示を機に久留米でも段ボールアートが広がるとうれしい。作ってみたい団体には型紙を貸します」と話している。
 問い合わせは5月10日までに塩釜高(022・362・1011)の小川教諭へ。
 企画展は5月17日まで。ガンダムのほか約50点の作品が展示され、遊ぶことができる迷路や滑り台もある。入館料(一般400円、高校生以下200円、3歳以下と65歳以上無料)のみで観覧できる。